日本本土復帰50周年を迎えた沖縄。50周年記念イベントや、NHKの朝ドラ連続テレビ小説など、今年は沖縄がジワジワきています。
そうは言っても筆者のように、中々沖縄まで行けないという方だっていますよね。そこで朗報です!沖縄まで行かなくても沖縄気分を味わえる場所があるんです。それが全国の『リトル沖縄』や『沖縄タウン』!今回の記事では全国の『リトル沖縄』や『沖縄タウン』をピックアップし、そこで味わえる沖縄グルメもご紹介していこうと思います。
まずは!今年のゴールデンウィークの国内旅行動向
今年はゴールデンウィークも最大で10日間の連休の方もいらっしゃったのではないでしょうか?それに十分な感染対策さえすれば、3年ぶりの”行動制限のない”ゴールデンウィークでもありました。
もちろん国内旅行先1位は「沖縄県」!今年の傾向は、沖縄本島での滞在よりも宮古島、石垣島など離島への滞在などが人気だったようです。沖縄 ビーチ 青い空・・・。20度を超える日もある沖縄 天気だったら、今から海水浴も夢じゃない!
全国の「リトル沖縄」3選
東京都内で沖縄気分:東京都杉並区和泉付近
閉店していくお店が増え始めた和泉商店街は、商店街の活気を取り戻すため、空いた店舗に沖縄のお店を誘致。残ったお店も沖縄テイストを取り入れることで人工的に『沖縄タウン』作り上げることに成功しました。それが杉並区の『沖縄タウン』です。
街全体に漂うのは昭和レトロな雰囲気。ここでのおすすめは、泡盛と沖縄フレーバーのアイスクリームです。「沖縄酒場 SABANI」では、豊富な種類の泡盛がいただけます。泡盛以外にも、沖縄で親しまれているお酒が揃っているので美味しいお酒で沖縄 観光気分を盛り上げてくれます。お酒が苦手な方にはアイスクリーム!アメリカ生まれの『ブルーシールアイスクリーム』では、サトウキビやちんすこうなど、いかにも沖縄らしいフレーバーを味わえます。
杉並区和泉沖縄タウンへのアクセス
- 最寄り駅:京王線 代田橋駅で下車。甲州街道を歩道橋で超えるとゲートが見える
- バス:渋谷から都営バス渋66 阿佐ヶ谷駅行、「代田橋停留所」より徒歩約3分
神奈川で沖縄気分:横浜市鶴見区付近
時は遡り大正時代。工業地帯開発のために建設工事従事者として多くの沖縄県出身者が集まったことにより、現在まで残る『リトル沖縄』ができたそうです。関東最大規模の沖縄タウンということでぶらっと街を散策するのもいいかもしれませんね。また、朝ドラの『ちむどんどん』の舞台のひとつにもなっているので、ロケ地散策気分も味わえちゃいます。
こちらのおすすめは、1986年創業のおきなわ物産センターです。沖縄に関わる生活雑貨から食料品までなんでも揃います。海外のスーパーに行ったみたいなワクワク感と沖縄らしい品物が目新しくって面白いんです。
横浜市鶴見区リトル沖縄へのアクセス
- 最寄り駅:JR京浜東北線・鶴見線 鶴見駅より徒歩20分
- バス:JR鶴見駅東口より横浜市営バス、「本町通4丁目」より徒歩4分
大阪で沖縄気分:大阪市大正区平尾エリア
こちらも100年ほど時代を遡った頃、紡績産業をはじめとする軽工業の従事者として沖縄県出身者が集まったことにより生まれたのが『リトル沖縄』です。沖縄の食文化が色濃く定着した関西のディープなスポット。
琉球独特の文化も見受けられるこちらのリトル沖縄のおすすめは、食べ歩き。もずくや島野菜の天ぷらをかじりながら、ぶらりと街歩きを楽しんでみましょう。「え?天ぷらを食べながら歩くの?」と思った方、沖縄では天ぷらをおやつとしても食べるんだそうです。沖縄では子ども達のおやつとしても定番で子ども達が買っていくだとか。しかも、沖縄の天ぷらは衣が厚く味もしっかりついているのでそのまま食べれちゃいます。
大阪市大正区リトル沖縄へのアクセス
- 最寄り駅:JR大正駅かJR芦原橋から徒歩約20分
- バス:JR大正駅またはJR大阪駅より市バス、「平尾」で下車してすぐ
最後に
飛行機や船に乗らなくても行ける沖縄が本州にもありましたね。これらの街は、歴史が沖縄の人たちを呼び集め、できあがったステキなコミュニティです。コロナ禍でも、沖縄に行った気分を味わえる。そんな身近な『リトル沖縄』や『沖縄タウン』にぜひ足を伸ばしてみてください。街並みや生活雑貨に食料品や食事まで、沖縄とトキメキを感られること間違いなしです!
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