「ちむどんどん」は沖縄の本土復帰から50年の節目である2022年に放送された朝ドラで、沖縄の食事や音楽の魅力がつまっています。ヒロインの兄弟たちが朝ドラには珍しい性格をしていたことなどから、SNSで話題になることも多くありました。今回は「ちむどんどん」の意味やあらすじ、キャストなどをまとめました。
ちむどんどん 意味は?
「ちむどんどん」は沖縄の言葉で、「胸が高まる」という意味です。
「ちむ」は標準語の「きも」が訛ったもので、肝臓のことですが心という意味でつかわれることもあります。「どんどん」はイメージされるとおり、活動的な様子をあらわすようです。
ちむどんどん あらすじ
「ちむどんどん」は沖縄を舞台にしています。“沖縄出身の四兄妹の次女・暢子(黒島結菜)が料理人を目指し、東京で沖縄料理の店を開くため奮闘する姿を、家族の絆とともに描くふるさとの物語”(引用:NHK)です。
ヒロインが明るく活動的に人生を切り開いていく様子が描かれ、タイトル「ちむどんどん」の意味のとおりワクワクします。また、個性的な兄弟たちからも目が離せないドラマで、後にちむどんどんのスピンオフも放送されました。
ちむどんどん キャスト
「ちむどんどん」は家族の絆の物語なので、家族を中心にキャストを紹介します。
ヒロイン 比嘉暢子
ヒロインの比嘉暢子は沖縄出身の黒島結菜さん、幼少期は稲垣来泉さんが演じました。
4人兄弟の次女で元気な性格です。幼少期の経験から、料理人になる夢を持ち続けていました。東京で西洋料理の修行をしたのち、沖縄料理の店「ちむどんどん」を開店します。生涯を通して料理に情熱を注いだ女性です。
ヒロインの両親
ヒロインの両親は、父(健三)が母(優子)の実家で働いていた縁で知り合い、結婚しました。
ヒロインの父(健三)
健三のキャストは大森南朋さんです。優しい性格で、料理や三線づくりが得意でした。暢子が11歳の時、心臓発作で若くして亡くなってしまいます。
ヒロインの母(優子)
優子のキャストは沖縄出身の仲間由紀恵さんです。お人よしな性格で、特に長男には甘いです。ドラマの最終回まで存命で、長生きしています。
ヒロインの兄弟
比嘉家の子供たちは、個性豊かな一男三女です。長男と三女はちむどんどんのスピンオフで詳しく描かれています。
1.長男(賢秀)
賢秀のキャストは竜星涼さんです。幼少期は浅川大治さんが演じました。
お調子者で楽にお金を稼ぐ方法を考え続けますが、勉強が苦手でよく失敗します。最終的にまじめに働き、孫にまで恵まれて幸せに暮らしているようです。
2.長女(良子)
良子のキャストは川口春奈さんです。幼少期は土屋希乃さんが演じました。
勉強が得意でまじめな性格の優等生です。沖縄で教師となり、活躍しました。
3.次女(暢子)
ヒロインです。
4.三女(歌子)
歌子のキャストは上白石萌歌さんです。幼少期は布施愛織さんが演じました。
引っ込み思案なうえ病弱なため、苦労や挫折を味わいますが、最終回のころには歌手として大成功しました。
ヒロインの結婚後の家族
暢子は結婚し青柳姓となります。子供は1人です。
ヒロインの夫(和彦)
青柳和彦のキャストは宮沢氷魚さんで、幼少期は石塚陸翔さん、田中奏生さんです。
東京出身で、沖縄に転校してきた際に暢子と知り合いました。暢子が上京して再会し、結婚します。
ヒロインの子供(健彦)
健彦のキャストは沖縄出身の西銘駿さんです。幼少期は三田一颯さんでした。東京生まれで沖縄に転居し、やがて三姉妹の父となります。
その他のキャスト
その他の重要人物に、和彦の父を戸次重幸さん、暢子の上司を原田美枝子さん、高嶋政伸さんなどが挙げられます。
また、沖縄出身のキャストに、ナレーションでジョン・カビラさん、沖縄の人々でガレッジセールのお二人など、多数が起用されました。
まとめ
朝ドラ「ちむどんどん」はヒロインが沖縄料理の店を開店する物語で、ちむどんどんの意味のとおりワクワクするストーリーです。明るいヒロインだけでなく、個性豊かな兄弟たちも注目され、スピンオフも放送されました。素敵な沖縄料理や音楽はもちろん、キャストに沖縄出身者が多いため沖縄の方言も聞くことができます。沖縄の魅力がたくさん感じられるドラマです。
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