今期のJ1リーグ得点ランキングでは18試合10得点で首位に立ち、日本代表FWとしても活躍する鹿島アントラーズ所属の上田綺世が、ベルギー1部クラブのサークル・ブルージュへの完全移籍を発表しました。W杯開催まで半年を切った状況での唐突な決断であったため驚いた方も多いのではないでしょうか。
今回は、世界での活躍に期待して上田綺世選手についてご紹介します!
上田綺世選手のプロフィール
- 氏名:上田 綺世(うえだ あやせ)
- 相性:アヤセ
- 生年月日:1998年8月28日
- 出身地:茨城県水戸市
- 身長:182cm
- 体重:5kg
上田綺世選手の父・晃さんは、社会人リーグのFWとして活躍していまいた。そんな父の背中に憧れて、上田綺世選手も5歳のときにサッカーを始めます。晃さんは、上田綺世選手が所属していた吉田ケ丘サッカースポーツ少年団の監督も務めており、上田綺世選手自身も「父親が僕の土台をつくってくれた」と話しています。
所属クラブの変遷
- 吉田ケ丘サッカースポーツ少年団
- 鹿島アントラーズノルテジュニアユース (中学)
- 鹿島学園高等学校
- 法政大学 (2017~2019)
- 鹿島アントラーズ (2019~2022)
- サークル・ブルージュ (2022~)
代表歴
- 日本代表 U-23 (2018~2021)
- 日本代表 (2019~)
背番号に込められた思い
鹿島アントラーズ所属時の上田綺世選手の背番号は「18」番なのですが、実はこの番号についても父・晃さんから影響を受けています。晃さんは、当時の西ドイツの代表FWユルゲン・クリンスマン選手のファンであり、これに影響を受けて、社会人リーグ時代に18番を付けていました。そのため、上田綺世選手も18番を熱望したのです。
また、鹿島アントラーズへの加入が決定した際、当時所属していた法政大学サッカー部のホームページにて「父と母には伝えきれないほどの想いがあります。雨の日も風の日も会場に足を運んでは声援を送り、応援してくれました。本当にありがとう。」という両親への感謝を綴ったコメントが残されていました。上田綺世選手にとっても家族にとってもお互いがかけがえのない存在であることがしみじみと伝わってくる心温まるエピソードですね。
胸に秘めた想いを語ったオンライン会見
7月1日、上田綺世選手がサークル・ブルージュへの移籍を決断した後、鹿島アントラーズはオンライン会見を実施しました。その会見の中で上田綺世選手は、決断のタイミングに関して「年齢的に若くないし、挑戦するタイミングを逃しちゃいけないなっていう思いがあった。海外でやりたいという思いもあった。悩みましたけど、今しかないという思いです」と話しています。
また、自身がエースという立場で牽引して獲得したJ1リーグ2位という位置につける中で移籍という決断に至ったことに対して「結果で恩返しできたらよかったが、それが出来なかったのは悔しい」という鹿島アントラーズに対する率直な思いも語っています。
上田綺世選手のサッカーに懸ける熱い思いとチームを思いやる温かい心が、またチームがそれを受け入れ、応援しているという両者の信頼関係が垣間見えるとても温かい会見となっていました。
プライベートでは、2022年2月に結婚を発表
サッカーへの情熱とともに思いやる心を持ち合わせる上田綺世選手ですが、実は2022年2月にモデルの由布菜月(ゆふなつき)さんとの結婚を自身のインスタグラムで発表しました!こちらの発表も突然だったため、驚きが隠せなかった方も多いのではないでしょうか!?父親に憧れて育ってきた選手が、父親になる日もそう遠くはないのかもしれませんね。
まとめ
今回は、注目を浴びる日本代表FW上田綺世選手についてご紹介しました。海外移籍という大きな環境の変化にも、持ち前の柔軟な対応力を活かしてほしいですね!カタールW杯での活躍にも期待しましょう!
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