映画化決定『イチケイのカラス』キャストが出演していた朝ドラは？

人気ドラマ『イチケイのカラス』の映画化が決定しましたね！主演の竹野内豊さん、黒木華さんに加え、向井理さんや斎藤工さんが出演することも発表されています。

今回は、映画『イチケイのカラス』とキャストが出演していた朝ドラをご紹介していきます。

『イチケイのカラス』とは

『イチケイのカラス』は、「モーニング」で2018年から2019年まで掲載された、浅見理都による漫画です。2021年にドラマ化され、刑事裁判官が主人公という新しい切り口、真実を掴もうと一つの事件を掘り下げることで見えてくる切ない人間ドラマが視聴者の心を掴みました。

原作とドラマの違いについて

原作では、第一刑事部（通称・イチケイ）に配属された特例判事補の坂間真平を中心に、裁判所で働く個性豊かな裁判官や書記官の人間ドラマを描きます。真面目すぎるエリート裁判官・坂間は、自由奔放なクセ者裁判官・入間みちおをはじめとした、変わり者ばかりのイチケイの面々に振り回されながらも、日々を送る・・・というストーリーになっています。

一方のドラマ版『イチケイのカラス』では、刑事裁判官・入間みちおが主人公となり、竹野内豊さんが主演。特例判事補・坂間真平は、女性キャラクター坂間千鶴に変更され、黒木華さんが演じています。

『イチケイのカラス』待望の映画化！

映画版『イチケイのカラス』では、ドラマ版のラストから2年後が舞台となっています。「イチケイ」を去り、岡山に移動になった入間みちおは、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当することになりました。事件の背景にあった、近海で起きたイージス艦の衝突事故を調べていきますが、航海内容は全て国家機密！みちおは伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵に挑んでいきます。

一方で、坂間千鶴は裁判官の他職経験制度のもと、入間みちおの隣町で弁護士として働いており、街を支える巨大企業に関わる事件を担当するのですが、そこにはある疑惑が・・・。

一見異なる二つの事件には、衝撃の真実が隠されていたのでした！

『イチケイのカラス』新キャスト

今回の映画には、新キャストとして向井理さんと斎藤工さんが出演します。

入間みちおの最大の敵として立ちはだかる、史上最年少のエリート防衛大臣・鵜城英二（うじょうえいじ）を向井理さんが演じます。

斎藤工さんは、日本中を飛び回る正義の弁護士・月元慎吾（つきもとしんご）を演じます。月元は人々の悩みに寄り添う一方、時には違法行為スレスレで証拠を集め、真実と正義を追求する強引な一面も。坂間千鶴にとっては頼れる兄貴的存在でもあり、次第に彼に惹かれていきます。

『イチケイのカラス』キャストが出演していた朝ドラは？

映画『イチケイのカラス』キャストは実力派揃いのようですね！ここからは『イチケイのカラス』キャストが出演していた朝ドラについて紹介していきます。

黒木華：『純と愛』（2012年）、『花子とアン』（2014年）

脚本家・遊川和彦さんのオリジナルストーリーで、宮古島と大阪が舞台となった『純と愛』。本作がテレビドラマ初出演となった黒木華さんは、ヒロインの同期社員・田辺千香役を務めました。千香は「表向きは柔和だが実は陰険」という腹黒いキャラクターで、黒木さんの高い演技力が評判となり、一気に知名度が高まりました。

その後、黒木華さんは児童書『赤毛のアン』の日本語版など、翻訳家として活躍した村岡花子の半生を元にした『花子とアン』にも出演。ヒロインの妹・安東かよ役を好演しました。

向井理：『ゲゲゲの女房』（2010年）、『とと姉ちゃん』（2016年）

漫画家・水木しげるさんの奥様である武良布枝さん原案のドラマ『ゲゲゲの女房』。向井理さんにとって初めての朝ドラ出演となった本作で、水木しげるさんをモデルとする村井茂を演じました。

『ゲゲゲの女房』で妻の布美枝役を演じた松下奈緒さんや、他の朝ドラヒロインと噂になることが多かった向井理さんですが。2014年に向井理 結婚で話題になりました。お相手の国仲涼子さんとは、2012年に放送されたドラマ『ハングリー！』の共演がきっかけだったようですね。

向井理さんにとって2度目の朝ドラ出演は『とと姉ちゃん』で、場を引っかき回して姿を消すヒロインの叔父・小橋鉄郎を演じました。

斎藤工：『半分、青い。』（2018年）

脚本家・北川悦吏子さんのオリジナル作品で、故郷の岐阜と東京を舞台にして高度経済成長期の終わりから現代を駆け抜けるヒロインを描いた『半分、青い。』。斉藤工さんは、芸術家肌の映画監督で「クールフラット」という事務所を細々と運営している元住吉祥平を演じています。

ご自身も監督作品を発表されている斉藤工さんですが、その撮影したのが北川悦吏子さん脚本のドラマ『運命に、似た恋』に出演した直後だったそうです。そのため、北川さんにも出来上がった作品を見てもらったとのことで、これをきっかけに北川さん脚本の朝ドラ『半分、青い。』に映画監督役として出演されたのかもしれませんね！