神木隆之介に癒される！朝ドラ『らんまん』絶好調の理由とは

2023年4月から放送されているNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」が絶好調と話題です！多くのファンから愛される理由は何なのでしょうか？

今回はらんまんの好調の秘密を探りましたよ！

らんまんとは？

まずはらんまんのあらすじなどを紹介します。らんまんは日本の植物学者、牧野富太郎さんをモデルとした主人公、「槙野万太郎」と、その妻、「寿恵子」の波乱満場な生涯を描く物語です。好きなもののため、夢のために一途に情熱的に進んでいく槙野万太郎の人生を通して、見る者に癒しと感動を届ける物語となっています。

牧野富太郎とは？

物語のモデルとなった牧野富太郎さんは、「日本の植物学の父」の呼び名で知られる植物学者です。旧制小学校中退でありながら理学博士の学位を取得した人で、命名植物はなんと1500種類以上、牧野富太郎さんの誕生日、4月24日は「植物学の日」に制定されています。研究成果は50万点もの標本や観察記録、「牧野日本植物図鑑」に代表される多数の著作に残っていますよ。

らんまんキャストは？

主人公、槙野万太郎役を務めるのは神木隆之介さん、その妻となる寿恵子役を演じるのは浜辺南さんです。また、他にも志尊淳さん、佐久間由衣さん、寺脇康文さん、中村蒼さん、ディーン・フジオカさん、要潤さんなど、豪華キャストが集結していますよ。ナレーターを務めるのは宮崎あおいさん、オープニングにはあいみょんさんの「愛の花」が起用されています。

らんまん絶好調の理由は？

らんまんは現在、リアル視聴と録画視聴を合わせた総合世帯視聴率では20％を軽く超えるなど、かなり好調のようです。視聴率も尻上がり、一週目を15%台でスタートしたところ、7月は17％台とスタート当初より上がっています。好調の理由はどこにあるのでしょうか？

実在の人物をモデルにした朝ドラはヒットする？

これまでの朝ドラでも、実在の人物を描いた朝ドラはヒットを飛ばす傾向にあったようです。作曲家、古関裕而さんをテーマにした「エール」、チキンラーメンなどを開発した安藤百福夫婦の「まんぷく」、日本女子大学を創立した実業家、広岡浅子さんの「あさが来た」など、実在人物の物語を描いた朝ドラのヒット作は枚挙に暇がありません。牧野富太郎さんをモデルとした「らんまん」も、この点で支持を集めていると言われましたよ。実在の人物の作品は、話の流れや結末が大まかに分かるから安心して見れるという人が多いようです。

ささやかな成功を丁寧に描く脚本

らんまんでは、主人公のエピソードだけでなく、脇役や周辺人物のささやかな成功も丁寧に描かれています。主人公、万太郎の奉公人として万太郎に振り回され、苦労していた竹雄は、ずっとあこがれてきた本家の娘であり万太郎の姉である綾と一緒になれたり、貧乏長屋の住人たちには働き口が見つかったりと、主人公以外の魅力的な登場人物にも幸せが配分されているのがいい方向に働いていると分析されていますよ。

天真爛漫な神木隆之介に癒される！

ですが、なんといってもドラマの目玉であるのは、主人公を演じる神木隆之介さんの天真爛漫な演技！作品のキービジュアルから少し幼さも感じられるような満面の笑みを見せている神木隆之介さん。喜びと発見に満ちた、生命力あふれる人生を送る万太郎役を全力かつ全開で演じています！視聴者からも「天真爛漫な笑顔に癒される！」といった声が多く挙がっていますよ！

タイトルが「ん」で終わる作品は人気？

ちなみに、「実在の人物の物語はヒットする」と同じようなジンクスとして、「タイトルが『ん』で終わる作品はヒットする」というものもあるそう。過去の朝ドラでは、「おしん」に始まり、「あまちゃん」「とと姉ちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」などがあり、いずれも好評でしたよ。とはいえ、こちらに関しては完全に迷信と言えるかもしれませんね。