こんにちは、どら子です。
現在放送中の戸田恵梨香さん主演の連続テレビ小説「スカーレット」。
「スカーレット」はドラマオリジナル脚本ですが、戸田恵梨香さん演じるヒロイン・喜美子 は実在の人物がモデルになっていると言われています。
今回は、喜美子のモデルである神山 清子さんの人物像や生涯ついて紹介したいと思います。
喜美子のモデルは神山清子
神山清子の概要
【神山清子の概要】
- 女性の陶芸家である。女性の陶芸家としては草分け的存在である。
- 二人の子供に恵まれるが、息子を白血病で31歳の若さで亡くす。
- 「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表として現在も活動している。
- 連続テレビ小説『スカーレット』のモデル。ドラマを通して、その半生が描かれる。
神山清子さんは、我が子の死という人生で最も辛い出来事を経験しましたが、陶芸家として 母親として、自分の信念を持って、さまざまな活動を現在も続けています。
神山清子の波乱万丈な人生を紹介
神山清子さんは、1936年長崎県佐世保市で誕生しました。
現在は83歳です。
神山清子さんは、和洋裁学校に進学、そして卒業後は、陶器の絵付け助手として働き始めま した。
その後、陶芸に携わる神山易久(十代田八郎)と恋をし、結婚。
陶器会社を経た後、出産も経験し、独立、本格的な作陶を始めます。
27歳でした。
神山清子さんが作陶を始めた時代は女性が窯場に入ることは「穢れ」と言われていました。
ですから女性である神山清子さんは師匠に弟子入りして陶芸を学ぶこともできない状況でし た。
しかし、そんな状況でも神山清子さんが、窯から逃げ出すことはありませんでした。
やがて神山清子さんは、失敗もたくさん経験しましたが、途絶えつつあった古信楽の再現に 成功し、自然釉薬を使った陶芸の第一人者となりました。
神山清子さんの存在は、女性の陶芸家としては草分け的存在であり、後に続くたくさんの女 性陶芸家に勇気を与えました。
息子・賢一の病気と死
しかしそんな折、神山清子さんの息子の賢一(武志)さんが29歳の若さで、慢性骨髄白血病と診断 されます。
賢一さんは陶芸家として、神山清子さんの後継者でもありました。
家族と照合するも、賢一さんと骨髄のHLAは一致せず、一般の人からドナーを探し始めまし た。
この頃はまだ「骨髄バンク」は存在していなかったのですが、「神山賢一さんを救う会」が 結成されました。
そして、賢一さんは伯母の静子(百合子)さんの骨髄を移植することとなります。
移植は成功し、賢一さんの様態は回復に向かっていきました。
武志可愛いね可愛いね。布団に雨降らせたねぇ。本当に可愛いね😊#スカーレット pic.twitter.com/itvR6d6otU
— yuminasora (@nagsmafe15894) 2019年12月23日
しかし、賢一さんは白血病を再発。
闘病の末、賢一さんは31歳の若さでこの世を去ることとなりました。
賢一さんは、母である神山清子さんの子守唄を聞きながら、永遠の眠りについたと言われて います。
この経験から、神山清子さんは、骨髄バンクの必要性を訴える活動を始めるました。
神山清子さんは、現在は「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表を務めていらっしゃいま す。
その後、2002年には、神山清子さんは、自身の半生を描いた本『母さん子守歌うたって–寸 越窯・いのちの記録』を出版しました。
そして、2005年にはこの作品を原作とした映画『火火』が、公開されました。
「火火(ひび)」という映画を知っていますか? スカーレットの喜美子のモデルは「神山清子」さんですが、その神山清子がヒロインの映画です。演じるのは、田中裕子さんです。 #スカーレット #火火 https://t.co/gOQPRy9HjF pic.twitter.com/D5c1fULHK9
— etsukou (@etsukou) 2019年12月17日
そして2019年9月。
再び、神山清子さんの半生が、NHK連続テレビ小説『スカーレット』で描かれることとなったのです。
神山清子はどんな人物だった?
長崎生まれの神山清子さんですが、父親の仕事の都合で小学3年の時に滋賀県に引っ越して きました。
神山清子さんは、懸垂では男の子に負けたことがなかったそうで、大変男勝りであり、負け ず嫌いな性格であったと見受けられます。
この頃から信楽焼の職人には興味を持っていたという神山清子さん。
中学生になったくらいからは、学校帰りに毎日、職人の仕事を眺めるために工房に通い、自 分にもできないかと考え始めるようになっていました。
この世代の女性で、夢を持ちそれを実現させた人は少ないかと思われます。
しかも、陶芸家という女性の前例がない仕事を夢見て、まっすぐにその夢へと突き進んで いった神山清子さんは、意志が大変強い女性であることと思われます。
神山清子を演じるのは戸田恵梨香
「スカーレット」で、神山清子さんをモデルにした主人公・喜美子を演じている戸田恵梨香さんについて紹介します。
誕生日:1988年8月17日
出 身:兵庫県神戸市
身 長:164 cm
血液型:AB型
事務所:フラーム
★主なテレビドラマ出演作品
『LIAR GAME』シリーズ
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ
『流星の絆』
『BOSS』シリーズ
『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』シリーズ
『鍵のかかった部屋』
『リバース』
『大恋愛〜僕を忘れる君と』
『スカーレット』
★受賞歴
・2009年エランドール賞 新人賞
・ザテレビジョンドラマアカデミー賞
・第59回・第73回助演女優賞
・第67回・第99回主演女優賞
主演・脇役問わず、たくさんのドラマや映画に出演されている戸田恵梨香さん。
喜怒哀楽を表現するお芝居を得意とする戸田恵梨香さんが演じる「スカーレット」の主人 公・喜美子はとてもイキイキとしていて、見る人にパワーを与えてくれます。
子役:川島夕空
ヒロイン・川原喜美子(神山清子)の幼少時代を演じたのは、子役の川島夕空ちゃんです。
『スカーレット』父・北村一輝&喜美子・川島夕空の“顔芸対決”に反響 #スカーレット https://t.co/wAL8eq1QoF pic.twitter.com/KHrnZW7X8U
— クランクイン! (@crank_in_net) 2019年10月2日
キュートで可愛らしいだけでなく、演技が上手いと評判があります。
まだ5歳の頃にCMのデビューしています。
そのデビューを飾った「スーパー田子重」のCMの画像がこちら。
かわいすぎますね~!これはこれは、将来有望だな~と思われちゃう可愛さです♫
動画が田子重のホームページにありますので気になる方はチェックししてください➡田子重CM動画はこちら⬅
2019年で小学5年生になった川島夕空ちゃんですが、10歳にして、いろいろな作品に出演しています。
【テレビドラマ】
- 連続テレビ小説
- 花子とアン(2015年)
- スカーレット(2019年~
- 緊急取調室第1話
- グッド・ドクター
- フジテレビ開局60周年特別企画「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」
【映画】
- 柘榴坂の仇討
- お盆の弟
- 進撃の巨人
【その他テレビ番組】
- みいつけた!(2015年-2019年)- スイちゃん役(3代目)
【CM】
- スーパー田子重
- 三菱自動車「家族でお店へ篇」
- Panasonicリフォーム
- B-R サーティワン アイスクリーム
- リクナビNEXT (※引用:Wikipedia)
記憶に新しいのは、2018年夏ドラマ「グッド・ドクター」
山崎賢人さんが勤務する病院の小児病棟に入院している女の子の役を演じました。
演技力が素晴らしさが世に知れ渡ったのは、このグッド・ドクターでの演技がきっかけだったと思います。
泣いたり笑ったりと感情的なシーンも多く、難しい役柄だったと思いますが、子役の代表として全体を引っ張っていました。
こちらはなんとも可愛らしい子役集合のオフショット。斎藤汰鷹くんらと一緒に楽しく撮影していた様子が伺えますね♪
そして、川島夕空ちゃんと言えばコレ!ですね!
NHK子供向け教育番組の「みいつけた!」で、3代目スイちゃんとして大活躍しました。「みいつけた!」はNHK視聴率トップ10に入るほどの人気番組です。
コッシーとじゃれ合っている姿がなんとも可愛くて、お母さんお父さん世代は、子供と一緒に観ながらほっこりした気持ちになっていたことでしょう。私も職場でよく子供と観てました♫
番組では、サボテンのサボさんを味方につけてコッシーにあれこれ言ったり、ふたりに注意されてすねてみたりと、この年齢の女の子らしさ炸裂でした。
川島夕空ちゃんの卒業が決まったときは、子供も大人も大ショック。まだ辞めないで~もう1年だけでいいから!という気持ちになりましたね。
スカーレット喜美子(戸田恵梨香)の実在モデルは神山清子|まとめ
今回は、連続テレビ小説「スカーレット」の主人のモデルとなった女性・神山清子さんにつ いてまとめました。
最愛の息子さんの死を乗り越え、陶芸とともに生きる神山清子さんの人生は今もなお進行中 です。
朝ドラ【エール】の見逃し動画を無料で視聴する方法はこちら。
↑再放送もこちらで確認できます。
その他、スカーレット全話あらすじとキャスト記事も公開中。