【おちょやん】ネタバレ｜第72話 3月16日(火)
久しぶりに会った父親・テルヲを無視し続ける千代。
それでもテルヲは家や稽古場、福富楽器店にまで顔を出すようになります。
しつこく千代に付きまとうテルヲを見たみつえは、我慢できなくなり「いい加減にしいや！」とすごみます。
するとテルヲは、「千代にいい友達ができて幸せです。これからも千代をよろしくお願いします。」と頭を下げるのでした。
一方テルヲが老い先短いことを知ったシズは、ずっと浮かない顔をしています。
それを見た宗助は、自分はもう長くはないのかと心配になりました。
一平が毎晩酒を飲んでいると知ったテルヲは、一平がいつも飲んでいる店を訪れて、「千代を泣かしたら許さんぞ！」と告げます。
すると一平は、「これまでさんざん千代をほったらかしてたくせに！」と喧嘩が始まり、酒の飲み比べが始まりました。
その日の夜、シズからテルヲの話を聞いた千代が家に帰ると、そこにはテルヲの姿がありました。
テルヲは酔いつぶれた一平を家まで送ってきたのです。
酒を飲んだことを聞いた千代は、「病気のくせに酒を飲んだんか？天罰やな。あんたが死のうが生きようが、私には関係ない。他人や！」と冷たく言い放ちます。
すると「許してもらうために会いに来たのではない。最後に父親らしいことをしたかっただけや。」と話すテルヲ。
「役者なんてやめ！こんな生活してたって幸せちゃうやろ？」と、テルヲは千代に尋ねます。
千代は「あんたと暮らしてた時よりも幸せや！」と告げ、それを聞いたテルヲは家を出て行きました。
その後、千代は一平にテルヲのことを相談しようとします。
すると「ええで、一緒に最後くらい暮らしても…」と一平が言ってくれます。
テルヲに対して憎い気持ちを通り越した千代に中には、干からびたものしか残っていません。
それでも自分の父親であるテルヲを見捨てることができない千代でした。
【おちょやん】感想｜第72話 3月16日(火)
テルヲがみんなに頭を下げて「千代のことをこれからもお願いします」と言ってまわるシーンは、胸にくるものがありました。
これまでさんざんひどいことをしてきたテルヲ。
どれだけ裏切られても、どれだけ傷つけられても、彼が父親であることは変わらず、テルヲがいなければ千代はこの世には生まれてこなかったのです。
千代の中にやさしかった頃の父親の思い出はもう残ってはいないようですが、それでも肉親をほっとけない気持ちが千代の中にはあるのでしょう。
もしかすると裏切られた時よりも、今のほうがよっぽどつらいかもしれませんね…。(涙)
「最後くらい一緒に暮らしてもいいで…」と言ってくれた、一平のやさしさにも感謝です♪
これから千代は、テルヲとどう向き合うのか？
テルヲが亡くなることをどうにかしてヨシヲに知らせることはできないでしょうか？
死期が迫るテルヲと、何か最後くらいいい思い出ができればいいなと思いました。
あの破天荒なテルヲにもう会えないと思うと、少し寂しくなってきました。
あと少しの間だけでも、バカ親父テルヲのことを優しく見守ってあげたいです。
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あらすじ 第72話 3月16日(火)｜予想
父親を冷徹に無視し続ける千代（杉咲花）。それにもへこたれず、つきまとうテルヲ（トータス松本）。それは千代が住む天海家、稽古場、福富楽器店にまでおよぶことに…。
千代を取り巻く道頓堀の人々は、テルヲの存在に困惑し、警戒しながらも、次第にただならぬ雰囲気を察していく。
挙げ句の果てに、居酒屋・水月にまで押し掛けるテルヲは、鶴亀家庭劇の劇団員と飲んだくれる一平（成田凌）に、あることで勝負を挑むのだった…
引用：Yahoo!テレビ欄
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