こんにちは、どら子です。
今日(3月30日)午前10時くらいに日本中を駆け巡った志村けんさんが亡くなったというニュース!
本当に驚きましたし、改めて新型コロナウィルスの怖さを感じました。
志村けんさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
朝ドラ『エール』で志村けんさんが演じる?、演じた?のは、小山田耕三という人物です。
NHKから、志村さんの出演シーンはそのまま放送されると発表がありましたので、その志村さんの演じる小山田耕三のモデルはだれなのか?また志村けんさんについても詳しく調べていきたいと思います。
志村けんの役は小山田耕三
志村けんのプロフィール

- 本名:志村康徳(しむらやすのり)
- 生年月日:1950年2月20日
- 出身地:東京都東村山市
- 没年月日:2020年3月29日
- 血液型:A型
- 身長:166㎝
- 家族:父母、兄2人
- 出身校:東京都立久留米高等学校(現東京都立久留米総合高等学校)
- グループ:ザ・ドリフターズ
- 相方:いかりや長介、高木ブー、荒井注、加藤茶
- 所属事務所:イザワオフィス
父・憲司は小学校教諭、母・和子の三男として生まれた。兄ふたりは、大学を出て公務員になっています。
芸名の”けん”は父親の名前・憲司から取りました。
父・憲司は厳格な人物で、家庭は重苦しかったと言いますが、テレビのお笑い番組では父も笑っていて、そんな体験からお笑い芸人を目指すようになりました。
高校は当時新設校だった都立久留米高校に、中学からただひとり合格したと言います。
高校ではサッカー部に在籍して、ゴールキーパーをしていました。
国民的コメディアン
その後、いかりや長介さんや加藤茶さんの付き人を経て、芸能界デヴューし、ドリフターズに正式加入しました。
その後「8時だョ!全員集合」でヒゲダンスや東村山音頭などで、人気を博しました。
ドリフ以外では、バカ殿様もロングランでした。変なおじさんや、だいじょぶだあ~、アイーンは有名です。
演技の仕事は
49歳で、映画に初出演「鉄道員(ぽっぽや)」高倉健さんと共演を果たしました。
ドラマ出演はこの「エール」がほぼ初めてでした。
2020年12月に公開される予定だった映画「キネマの神様」(菅田将暉とダブル主演)は、新型コロナ感染のため辞退していました。
志村けんが演じる小山田耕三の役どころ
この小山田耕三という人物ですが、まだまだドラマに登場するのは先のようです。
小山田耕三は、主人公・古山裕一の人生に大きな影響を与える人物として登場します。
小山田耕三は、古山裕一が音楽を目指す学生の頃には、すでに超大物作曲家として、世の中に認められており、本も出していました。
その小山田耕三はあこがれの存在であり、古山裕一は彼の音楽理論により独学で作曲を学んでいくことになります。
そして、努力の甲斐があって、古山裕一が英国の作曲コンクールで上位入賞すると、小山田耕三も裕一の存在を知ることになります。(5週目なので、4月の終わり頃の予定)
古山裕一は、コロンブスレコードの専属作曲家になり福島から上京し、そのコロンブスレコードのサロンで小山田耕三と出会うことになります。(7週目くらいからなので、ゴールデンウィーク明け頃の予定)
そして、コロンブスレコードとの契約に推薦してくれたのが、小山田耕三ということがわかります。
その後、裕一が作曲で認められ始めると、小山田耕三は裕一の才能に脅威を感じ、反対し始めるという流れだと言います。
志村けんの演じる小山田耕三のモデルは?
志村けんさんが演じる小山田耕三のモデルは、作曲家「山田耕筰」さんです。
作曲家・山田耕筰とはどんな人?

1886年(明治19年)6月9日 に生まれ、 1965年(昭和40年)12月29日に亡くなりました。
日本の作曲家・指揮者で、童謡や甲子園の行進曲など、誰もが知る曲から、本格的なクラシック交響曲まで多方面の作品を残しました。
日本初の管弦楽団を造るなど日本において西洋音楽の普及に努めた人です。
また、ニューヨークのカーネギーホールで自作の管弦楽曲を演奏したり、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団などで指揮者を務めて国際的にも活躍し、欧米でも名前が知られた最初の日本人音楽家でした。
この山田耕筰の人生や性格を調べていくと、非常に人間らしい人だったようです。
山田は、東京音楽学校のチェロ教師ハインリヒ・ヴェルクマイスターに紹介された三菱財閥総帥であり音楽愛好家の岩崎氏の援助で、ドイツ留学を果たしたり、岩崎氏が設立した東京フィルハーモニーの会も少しずつ常設化してきていました。
しかし、山田は結婚したばかりなのに他の女性に手を出して、それを知った岩崎氏が激怒し、出資を止められてしまい、資金が尽きて東京フィルハーモニー会は頓挫してしまいました。
しくじり先生に出てきそうなエピソードですね。
また、その後も本格的なオーケストラを作るという夢を叶えようとしますが、金銭的なことや、いっしょに設立した仲間とうまくいかなくなったり、だまされたり?で、分裂してしまいました。
が、音楽の作ることに関しては順調に作品は増えていきました。
そんな才能はあるけど、人生としてはわりと失敗も多く、人間味溢れる人柄だったので志村さんに白羽の矢が当たったのかもしれませんね!
代表作
歌曲
- 野薔薇(作詞:三木露風)
- からたちの花(作詞:北原白秋)
- この道(作詞:北原白秋)
他多数
童謡
- あかとんぼ(作詞:三木露風)
- 砂山(作詞:北原白秋)
- ペチカ(作詞:北原白秋)
他。
オペラ
- あやめ
- 黒船(初演当初は「夜明け」)
- 堕ちたる天女
他。
交響曲・交響詩
- 交響曲ヘ長調「かちどきと平和」
- 長唄交響曲第3番「 鶴亀」
- 交響詩『おやさま』
他。
その他にも多数作品があります。
小山田耕三 まとめ
- 志村けんさんが亡くなるも出演シーンは放送
- 志村けんさんは演技経験は少なく初のドラマ
- 小山田耕三のモデルは山田耕筰
- 山田耕筰は西洋音楽の普及に務めた作曲家・指揮者
突然の志村けんさんの訃報で、ショックが隠せませんが、最後に残してくれた朝ドラの演技は、使われて私たちも見ることができるようです。
追加の登場シーンが撮れないので、多少の脚本の変更はあるかもしれません。
また、もし代役を立てるならば、途中からになりますね。
志村けんさんの出演シーンが放送されるのは、もう少し先(5週目から7週目)のようですが、音楽が導く人生という希望のあるドラマだと思うので、コメディアンだった志村さんですから、楽しく見て欲しいと思われるのではないでしょうか?
朝ドラ【エール】の見逃し動画を無料で視聴する方法はこちら。
↑再放送もこちらで確認できます。
その他、スカーレット全話あらすじとキャスト記事も公開中。