こんにちは、どら子です。
朝ドラ『スカーレット』に登場する喜美子の息子・川原武志(たけし)。
息子・武志のモデルとなった実在人物は、神山賢一(こうやまけんいち)さんで、俳優の伊藤健太郎さんが演じます。
今回は、神山賢一さんの人物像や生涯などを詳しくまとめてみました。
喜美子の息子・武志のモデルは神山賢一
神山賢一の概要
川原武志のモデルは神山賢一という人物です。
きみちゃんと八郎さんの綺麗な手も
息子の武志君にしっかり受け継がれていくんだね✨✋✨🍀#スカーレット #伊藤健太郎 #戸田恵梨香 さん #松下洸平 さん pic.twitter.com/JFEfsbhf7q— biko太郎 (@bikotaro_) 2019年12月3日
【神山賢一の概要】
- 神山清子の長男(姉・長女あり)
- 幼い頃から母・清子の陶芸を手伝う
- 高校卒業後は陶芸家を目指し、窯業試験場に通い猛勉強
- 29歳で慢性骨髄性白血病にかかり、31歳で死去
賢一は、のんびりとした性格で口下手、打たれ弱く自己主張が弱いこどもでしたが、大勢の友達に恵まれたそうです。
喜美子のモデルである神山清子は、22歳で長女の久美子を、その3年後に長男の賢一を出産。
賢一は小さいころから窯たきの手伝いをし、常に陶芸が身近な環境で育ちました。
性格は大人しいほうでしたが、育つ過程でひょうきんな一面を見せることも多くなりました。
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幼い頃に両親が離婚
スカーレットでは描かないでほしい事実ですが、
神山清子と神山易久(喜美子と八郎)は離婚してしまいます。
易久が工房の弟子と不倫し、清子が苦しんでいる姿を見て息子・賢一は
「僕はお父さんなんていなくていい」
と伝えたそうです。これが決め手となって清子は易久との離婚を決意。ひとりで易久と久美子のふたりを育てることになりました。
離婚の経緯
【結婚前後の時系列】
清子の年齢 | 出来事 |
---|---|
21歳 | 易久と結婚 |
22歳 | 長女:久美子誕生 |
25歳 | 長男:賢一誕生 |
30歳 | 陶芸展で入賞 |
34歳 | 自宅に工房を作り夫と一緒に陶芸をする |
このように順調に見えましたが、
夫・易久は、いつも入賞するのは清子であることや清子が自分の作品にダメ出しすることなどから、清子に対して辛く当たるようになります。
弟子である女性と不倫関係になり、それが町中に広がるとそれを良いことに、その女性も仕事中に易久に甘えたりするようになりました。
清子が「恋愛か、修行か」とその女性を注意すると、易久が清子を叱責したそうです(ひどい…)
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しかも、その後易久にも強力なスポーンサーがつくと、さらに清子を攻撃するようになり、「女が窯に入るとけがれる」などと言って清子が窯に入れないようにしてしまいます。
清子は、不倫女性に妻としての座も奪われ、陶芸も奪われ、自殺を考えるほど精神的にまいっていたようですが、息子・賢一の「お父さんなんていらない」という言葉に救われ、離婚することができたそうです。
易久は、弟子の女性と家を出ていき、そこから清子・久美子・賢一の3人の暮らしがスタートするのです。
賢一が骨髄性白血病に
不倫夫・易久と無事離婚できたと思ったら、賢一が29歳で慢性骨髄性白血病に罹患してしまいます。
賢一は、お付き合いしている女性がいましたが、「もしものことがあったら…」と清子が女性に別れるように言ったそうです。
清子は必死にドナーを探しますがなかなか見つかりませんでしたが、有志で集まった人々が「賢一を救う会」を設立してくれました。
数か月後、症状が安定したので自宅療養となった賢一は、テレビ出演してアピールして白血病への世間の関心を集めたり、「天目茶碗」の作品作りにチャレンジします。
その一方で、「賢一を救う会」は採血希望者が増え資金が足りなくなり、無念の解散となりました。
賢一は若くして亡くなる
賢一は、清子とともに当時日本にはなかった「骨髄バンク」の必要性を訴える活動を懸命に行いました。
シンポジウムで講演をして、全国の白血病患者を勇気づけたりもする存在でした。
一時、体調が良くなりますが、その後再発してしまいます。
賢一は、下半身が動かなくなり、
見舞いに来た姉に「母親と仲良くしてくれ」と頼み、姉は素直に聞き入れました。
賢一さんは病院で29才の誕生日を迎え、みんなで祝い、神山清子さんは息子のために焼いた壺をプレゼント。
最期の日、賢一は「怖い怖い」と怯えつつ清子に「ありがとう」と言って、血を吐いて死去しました。
享年31才。発病からたった2年後のことでした。
最後はとても悲しい結末…朝ドラで描くにはちょっと悲劇的すぎる気がするわ…
神山賢一を演じるのは伊藤健太郎
さて、朝ドラ『スカーレット』では、神山清子や賢一をどのように描くのでしょうか?
息子・武志を演じる伊藤健太郎さんについて調べてみました。
伊藤健太郎(喜美子の息子・川原武志 役)
【役柄紹介】
喜美子の長男。母親の喜美子のことを心の中で尊敬している。工房に出入りして育ち、常に陶芸が身近にあったが、将来進む道については迷っている。明るく優しい性格。ひょうきんな一面も。
※引用:NHK公式ホームページ
貴美子は結婚してかまえた工房、そこで育った”喜美子似の息子”という役柄のようですね!
「心の中で尊敬している」という一文からは、それを母親には見せず、時より衝突したり葛藤する場面があるのだろうと予測できますね。
八郎との離婚などは描かれず、将来進む道を迷っているというところにスポットが置かれ、武志の葛藤が描かれるのかもしれません。
モデルである賢一は、若くして亡くなってしまいますが、その部分を描かないとしたら、喜美子のもとで陶芸家になるあたりまでスカーレットで描かれる可能性もあります。
登場は2020年2月上旬とのことですが、どのようなストーリーになるのか楽しみですね!
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スカーレット喜美子の息子・武志の実在モデルは神山賢一!まとめ
今回は、神山清子の息子・賢一について、人物像や生涯などを詳しくまとめてみました。
壮絶な人生だったと思いますが、スカーレットでどのように描かれるのか大変楽しみですね。
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